家計管理の基本②|収入の把握(固定給・副収入・臨時収入の整理)
収入を把握することの大切さ
家計管理というと支出ばかりに目が行きがちですが、実は「収入の全体像」をつかむことが第一歩です。
収入がどのくらいあるのか、毎月安定して入ってくるお金と、不定期に入るお金がどう違うのかを理解することで、家計の“土台”が見えてきます。
「収入は給料だけ」と思い込んでいると、家計の改善チャンスを見逃してしまいます。固定給に加えて、副収入や臨時収入まで整理しておくことが、安定的に貯蓄を増やす鍵です。
収入の3つの分類
① 固定給(ベースとなる収入)
最も大きな柱は、毎月決まって入る給料です。手取り額を正確に把握することが大切です。
給与明細をきちんと確認し、額面と手取りの違い、各種控除(税金・社会保険料など)を理解しておくと、実際に使えるお金の範囲が明確になります。
私自身も新卒で社会人になったときは、額面と手取りの差に驚きました。手取りの少なさを見て、「これは徹底的に管理しなければ生活が回らない」と強く感じたのを覚えています。
② 副収入(プラスαの収入)
副収入とは、本業以外から得られる継続的な収入のことです。
- パート・アルバイト
- 副業(ライター、ブログ、ネットショップなど)
- 配当金や家賃収入などの資産収入
金額は小さくても、積み重なると家計に余裕を生みます。副収入を「生活費に回すか、すべて貯蓄や投資に回すか」をあらかじめルール化すると、使いすぎを防げます。
③ 臨時収入(一時的なお金)
臨時収入は毎月は入らないけれど、時々入ってくる収入です。
- ボーナス
- お祝い金やお年玉
- 保険金の返戻金
- 税金の還付金
このお金は「なかったもの」として扱い、なるべく貯蓄や投資に回すのがおすすめです。使い道を決めずにいると、気づかないうちに消えてしまいます。
収入を整理する具体的な方法
- 収入のリスト化
エクセルや家計簿アプリ(マネーフォワードMEなど)に、「固定給・副収入・臨時収入」の項目を作り、記録します。 - 年間ベースで把握する
月ごとではなく、1年間を通じてどのくらい入ってきたのかを確認することで、ボーナスや臨時収入を含めた“総収入”が見えてきます。 - 使い道ルールを決める
- 固定給 → 生活費+先取り貯金
- 副収入 → 貯蓄や投資に回す
- 臨時収入 → 半分は楽しみに使い、半分は貯蓄へ
このようにルール化すると、迷わずにお金を振り分けられます。
まとめ
収入の全体像を整理することは、家計管理の出発点です。
- 固定給は「生活の基盤」
- 副収入は「家計に余裕を生む」
- 臨時収入は「将来へのプラスに回す」
収入の種類ごとに役割を決めることで、節約・貯蓄がぐっと進めやすくなります。
次回は「支出の見える化編」として、固定費と変動費に分ける方法を解説します。
読んでくださったあなたへ
お金は「入ってくる流れ」と「出ていく流れ」の両方を押さえることで、初めてコントロールできます。まずは自分の収入をきちんと整理することから始めてみませんか?

