家計を予算で回す③|1年分の支出を19項目に割る
②で、今年度の財源が7,659,064円に固まりました。
この記事では、その枠を1年分の支出に割っていきます。
結論から言いますと、僕の家の支出は19項目です。4月1日の時点で、1年後の3月31日までに出ていく額が全部決まっています。
2026年度(令和8年度)の生活費19項目
この19項目は、もともとファイナンシャル・プランナーに相談するときに提出した費用内訳の形です。人に見せるために作った表がいちばん整っていたので、そのまま自分の予算の枠に使っています。
| № | 項目 | 年額 | 月あたり |
|---|---|---|---|
| 1 | 食費(外食費を含む) | 612,000円 | 51,000円 |
| 2 | 水道代 | 108,000円 | 9,000円 |
| 3 | 光熱費(電気・ガス代) | 300,000円 | 25,000円 |
| 4 | 家具・家電費 | 252,000円 | 21,000円 |
| 5 | 交際費(冠婚葬祭など準備金) | 36,000円 | 3,000円 |
| 6 | 医療費(病院や常備薬など) | 200,000円 | 約16,667円 |
| 7 | 雑費(日用雑貨・被服・その他) | 35,000円 | 約2,917円 |
| 8 | 交通費(ガソリン代・高速代・電車など) | 492,000円 | 41,000円 |
| 9 | 保険料(生命保険・損害保険) | 168,812円 | 約14,068円 |
| 10 | 通信費(固定電話・プロバイダなど) | 63,690円 | 約5,308円 |
| 11 | 携帯電話(本人・家族) | 73,260円 | 6,105円 |
| 12 | お小遣い(本人) | 240,000円 | 20,000円 |
| 13 | お小遣い(家族) | 240,000円 | 20,000円 |
| 14 | 習い事・会費(町内会費等) | 0円 | 0円 |
| 15 | その他・使途不明金 | 0円 | 0円 |
| 16 | イベント支出 | 875,070円 | 約72,923円 |
| 生活費の小計 | 3,695,832円 | 約307,986円 | |
| その他(住宅ローン・学費・基金への積立など) | 3,887,460円 | 約323,955円 | |
| 歳出の合計 | 7,583,292円 | 約631,941円 |
月あたりの額は、年額を12で割ったものです。実際に毎月この額ずつ出ていくわけではありません。年に1回しか出ていかない項目も、ここでは12で割って並べています。並べる目的は、他の家と比べられる形にすることなので、そこは割り切っています。
この表で、自分でも意外だった3つ
交通費が食費に迫っている
食費612,000円に対して、交通費492,000円です。月41,000円がガソリン代と高速代と電車代に出ていきます。
車が生活の前提になっている地域に住んでいると、交通費は固定費に近い動きをします。2021年度(令和3年度)までは、僕はこれを年に1回の支出として特別会計に入れていました。ところが実際に集計してみると毎月まとまった額が出ていくので、2022年度(令和4年度)から一般会計、つまり毎月の生活費のほうに移しました。
イベント支出が875,070円ある
19項目のうち、生活費の小計3,695,832円の実に24%がイベント支出です。中身はお年玉、誕生日、クリスマス、年賀、神社への費用、カードの年会費、資格の更新料といったものです。
月の家計簿をつけていたころ、僕はここを見ていませんでした。12月に家計が崩れる理由はこれだったのですが、1か月ずつ見ていると「今月は特別な月だった」で終わってしまいます。1年分を並べると、875,070円は特別ではなく毎年あるものだと分かります。この中身は④で開きます。
使途不明金を0円で組んでいる
№15の「その他・使途不明金」は0円です。予備費を置いていないということです。
これは厳しく見えますが、逆の意味もあります。使途不明金の枠を作ると、そこに入れて済ませてしまうからです。枠を置かなければ、出ていったお金は必ずどれかの項目に割り振ることになります。
そのかわり、予算が足りなくなったときの手続きを別に決めてあります。流用と、基金からの借入です。ここは⑦で書きます。
「その他 3,887,460円」の正体
上の表で、生活費の小計3,695,832円と並んでいる「その他 3,887,460円」のほうが大きくなっています。歳出の51%です。
中身は4つです。
- 住宅ローンの返済 630,624円
- 子ども2人の学費 695,708円
- 車の購入資金の返済 300,000円
- 基金などへの積立 2,261,128円(住宅基金・車基金・財形会計・緊急特別会計・妻の基金の5本)
さらに、生活費の小計3,695,832円のほうにも積立が混じっています。家電基金132,000円、情報基金120,000円、慶弔基金36,000円、医療基金200,000円、孝行基金140,000円の計628,000円です。これらは家具・家電費や交際費、医療費という生活費の枠として立てておいて、その年に使わなければ基金に残す形にしています。
合わせると、今年度の歳出7,583,292円のうち2,889,128円、38.1%が将来のための積立です。生活費より大きい枠が生活費の外にあって、その大半は今年使わないお金だということになります。基金の話は⑤でまとめて書きます。
項目を19に決めるときに考えたこと
項目の数は、細かくすれば正確になりますが、続かなくなります。僕は次の基準で切りました。
- 削れるかどうかで分ける。食費と交際費は削る余地がありますが、住宅ローンと保険料は今年の努力では動きません。同じ表に並べても、見るときの意味が違います
- 誰が払うかで分ける。食費と日用品は妻が、保険と通信は僕が払っています。払う人が違う項目を1つにまとめると、どちらも管理しなくなります
- 出ていく頻度で分ける。毎月のものと、年に1回のものを同じ枠に入れません。混ぜると、12月に予算が足りなくなった理由が分からなくなります
この3つめが、一般会計と特別会計を分ける理由になっています。
この記事で使った資料
- 筆者の家の「令和8年度(2026年度)家計予実績表」費用内訳欄・一般特別会計シート
- 筆者の家の「令和8年度(2026年度)家計執行方針」前年度の予算編成について
次の④では、毎月出ていくものと年に1回出ていくものを分けます。僕の家で12月に家計が崩れていた理由が、ここで出てきます。
