家計管理の基本①|家計簿をつける意味と全体像
タロ
地方公務員のためのお金の教科書
家計管理を頑張っていても、家族がそれを理解していなければ、なかなか成果は上がりません。
「夫婦で方向性を共有する」「子どもにお金の大切さを伝える」ことは、実は家計改善の最短ルートです。
お金の話はタブーではなく、チームとして未来を描くための会話。
今回は、家族でお金を共有するための実践的な方法をご紹介します。
| 項目 | 内容 | メモ |
|---|---|---|
| ① 今月の収入と支出を確認 | 家計簿アプリや通帳で現状を共有 | 例:先月より食費+5,000円 |
| ② 先月の振り返り | うまくいった点・反省点を話す | 節約に成功した点を褒め合う |
| ③ 来月の目標を決める | 支出の目安・貯金額・投資額 | 「旅行積立を+5,000円」など |
| ④ イベントや出費を確認 | 誕生日、車検、旅行などを把握 | 事前に備えれば赤字を防げる |
| ⑤ 感謝を伝える | 頑張っている相手を認める | 「ありがとう」を言葉にする |
👉 会議時間は15〜30分程度で十分。
月1回(給料日前後)に「カフェでコーヒー片手に」など、ゆるく行うのが続くコツです。
日本では「お金の教育」がまだ十分ではありません。
しかし、子どものころから“お金の仕組み”を理解することで、将来の金銭感覚は大きく変わります。
| 年齢 | 教育のポイント | 実践アイデア |
|---|---|---|
| 小学校低学年 | 「お金=ありがとうの形」 | おつかい体験、お金の種類を学ぶ |
| 小学校中学年 | 「お金には限りがある」 | 欲しいものを選んで買う体験 |
| 小学校高学年 | 「計画的に使う」 | お小遣い帳、貯金目標を立てる |
| 中学生以降 | 「お金を増やす仕組み」 | 銀行口座を持たせる、ニュースで経済を一緒に見る |
👉 お金の話をポジティブにすることで、子どもは“お金=悪いもの”という先入観を持たなくなります。
私自身、家族で「家計の話」をするようになってから、家計が劇的に変わりました。
妻と月1回の家計会議を始めたことで、お互いの考え方を理解できるようになり、無理のない節約が自然に続くようになりました。
また、子どもにも「貯めて買う」経験をさせることで、モノを大切に扱う姿勢が身についてきたように感じます。
家計は“個人の問題”ではなく“家族のプロジェクト”です。
家族みんなが同じ方向を向けば、家計は必ず良い流れになります。
お金の話をするのは、最初は少し勇気がいるかもしれません。
でも、「どう使いたいか」「どう生きたいか」を語り合うことは、家族の絆を深めるきっかけにもなります。
お金を通して“家族の未来をデザインする”――その一歩を、今日から始めてみましょう。